2018年8月3日金曜日

奇天烈界隈登山部山行紀~木曽駒ケ岳編~






はい こんにちは

コガソーシャルファクトイリィ・古雅紗那です

この度、奇天烈界隈の方々で趣味の登山チームが結成される事になったそうでして

山を愛してやまない当ファクトリィも、便乗して、登山隊に加わることに致しました。

この登山部は基本個々での登山の楽しみを分かち合う活動がメインとの事で

早速ですが、山のすばらしさ・・過酷さ・・楽しさをお伝えするべく、お友達の山行に同行させて頂きましたので、その記録を物語り形式でお届けいたします。

 

・おはようございます。 あ、おはおゆございます・・

眠い目をこすりながらボクは目を覚ました、何か頭がボーッとしている

辺りを見回すと、まだ真っ暗である・・・

菅の台バスセンターに着いたよ、4時かぁ・・チケットの販売5時45分だって

今回案内をしてくれるのは山大好きアルピニスタァの紗亜禰さん。紗亜禰さんが山に行くっていうんで無理を言ってついてきてしまいました。

ボク、ヤタカガミは、登山はまるきり初心者、なんだけど、写真で見た千畳敷カールっていうところにどうしても行ってみたくてね。

今回挑戦する山は、長野県木曽町にある、木曽駒ケ岳、2965m。

こちらの山へは、ここのバスセンターからしらび平駅っていうところまで行ってロープウェイを使用して一気に上まで行けるらしい。

朝ごはんのおにぎりを食べて、あたりを散策していると、5時半になった

チケット売り場が開き人が並び始めた、ボクたちはバス停の並びにザックを置いて

チケットを購入、6時に始発の臨時便が出ると言う、今20番目くらいかな

後ろを見ると・・50人以上は並んでいるね

さぁ出発だ!!

しらび駅までの道はものすごく狭い、ギリギリ1台通れるかってくらい

運転手さんの技量が光る、そしてどんどん秘境へと入っていくよ

走行中に周囲の説明なんかもあったりして、景色に見とれていたらあっという間に

30分、到着だ。

 

バスを降りてそのまま駅の中へ、スムーズに始発のロープウェイに乗ることが出来たぞ

しかして、物凄いすし詰め状態だなぁ

約7分の超高速移動、凄まじい勢いで高度を上げていく

ロープウェイからの眺めは素晴らしい

特に途中にある滝の美しさは筆舌に尽くしがたき自然の奇跡・・

千畳敷駅に到着・・・

そこには息をのむ光景が待ち構えていた

雲海を望む先には・・富士山かな・・・

そして、雲海から龍がお出迎えをしてくれている、山の神様が迎え入れてくれたのかな

感激で暫らくずっと雲海を眺めていたよ・・

 

そしてぐるりと反対側を望めば・・・

ユゥニヴァァァァァァス!!!!

まさに昇天寸前、余りにも美しい

筆舌に語りがたし眺め・・コレが・・千畳敷カール

もぅ・・ここだけでいいんじゃないかなって・・

そう想える

この風景を観るだけで・・ボクはここにいるだけで・・しあわせだよ

ボクは暫く動けずにいた

 

そして登山がスタート、二手に道が分かれているんだけど

紗亜禰さんは遠回りコースを選んだ、 まずは剣ヶ池を周回する遊歩道ルートを散策していくらしい これは高地順応を兼ねているとの事

既にここは2600メートル 別の世界

「少しでも馴らしておきたいね・・ 付け焼刃かもしれないけど・・」

今の所身体に大きなダメージは無い、が、一気に標高を挙げている

本来徐々に鳴らすべきところらしいんだけど・・ここはゆったり行こう

 

 

遊歩道周回ルートをしばらく歩くと・・

地獄の八丁坂への入り口の看板が現れる

ここからが地獄の始まりである

最初からクライマックスが始まる・・

いわく、正直ここが一番キツイらしい・・・

ここからまた一気に約300M直登りするのである

普通に考えて・・地獄への道である

 

 

八丁坂の中腹を行く・・・

先はまだまだ長い

後ろを振り向くと千畳敷駅(ホテル)が大分小さくなってきた

え?どこまで登るのかって・・・

とげとげしてるキレキレの所があるだろう

行けるのかって??? 行くしかないんだよ!!!!!!

 

 

フッと横を観れば、千畳敷花畑が夏の盛りを魅せてくれている

このところ、高地にしては気温が高くて、

かなり高山植物もやられている様子だね

紗亜禰さんは事あるごとに、いや、なんでもないところでも

写真を撮りまくっている。

これには理由があって、

はやる気持ちを抑えるためであり、自制の意味を込めてやっている

高山を安全に、身体に負荷をかけないようにするためのワザなんだって

息を整えながら、心拍数を挙げない様に・・

熱を持ったままゆっくり登る

 

 

 

八丁坂のオットセイ岩が ピーク寸前のボクの心をズタズタに引き裂く

 (ピーク:頂上、一番高い所って言うニュアンスだよ)

八丁坂と言われる由縁が解るね・・・

写真をみてごらん・・

どんなところを 登っているのかお分かりになるだろう

 整備された気がする崖だよ・・

気を抜けばいつでもアイキャンフライ不可避・・・

 

 

乗越浄土到着成し遂げたぜ!!!(2850M

最大の難所を越えたぞ!

ここからは楽しい稜線歩きだ!!!きゃっほぅ!!! 浮かれる一行・・・

稜線を歩く事こそが、最大の楽しみの一つである

左右の眺めはとにかく素晴らしい、ガスもなく天気も良く、最高の環境だ

ここが実質頂上でいいよね・・

いいよね・・・

休む間もなく、中岳・宝剣岳方面へ!!

 

しばらく歩くと、宝剣山荘と天狗荘が見えてくる

宝剣山荘は食堂が充実しているらしい

確かに、アイスクリーム食べてる人がいた気もする

 

そして宝剣岳、ここは鎖場がある。

しっかり整備されているとはいえ、ココはあまりお勧めしないな

3点確保をしっかりしていれば問題ないと想うが 無理はいけない

余裕が全くなくて写真をとれないビビりな、まふつ隊員・・

ぼくらを責めてはいけない・・ここはガチなとこなんだ・・怖いんだぞ・・本気で・・

 

 

中岳へ向けて出発! ガンガン上ったるぞ(白目)

 途中で花を愛でながら・・・

どんどん標高はあがっていく

息が苦しい、動悸も上がる 落ち着いて・・・

ヴァームをこまめこまめに飲んで

酸素を大きく吸って、しっかり吐いて

風が強い、体温を奪われる 熱いが寒い

踏み出す一歩が辛い・・

負けるか!!コレは自分との闘いだ、歩を進めたものが・・勝つ。

 

 

中岳山頂に到着

実質山頂だから・・ガチで実質ピークだから

駒ヶ岳山頂と標高は大して変わらない・・・

標高が高すぎて、ここで休憩してもなかなか体力は回復していかない

ふと辺りを見回すと

不思議な大岩で満ちている どういう力でこんな場所が出来上がるのか・・

これこそ神秘以外のなにものでもないと感じたね

 

 

疲れ果てたボクに紗亜禰さんが指をさす

目を凝らしてほしい、中央やや左かな 雲の先に槍ヶ岳が見える

(実際はもっとはっきり見えてた)

やや右にあるのは御嶽山だよ

槍ヶ岳・・涸沢カール・・いつか必ず、そこへ行く・・・

少し精神力が回復した・・

そして、地獄の崖下りが始まる

よく観ると下から大勢の中学生?の登山グループがすごい勢いで登って来る

途中ですれ違ったんだけど、物凄い大渋滞なってしまって、タイミングが悪かった

けど、とても元気があって、たくさん挨拶をしてくれた、こっちが元気をもらった気分だよ

 

 

頂上山荘に到着 ここにはテント場があって、ここを拠点に過ごす事も出来る

この野営地を散策して、良い場所を見つけて

『ここをキャンプ地とする』と言い放ったのは言うまでもない

そして・・いよいよ・・ 駒ヶ岳山頂へ向けて、レッツトレッキング!!!!

 

 

辛い・・苦しい・・息が苦しい、

足が動かない 身体もだるい・・体力はもうすでに限界値

 

ああ・もぅダメか・・ 挫けそうなボクにに不思議な声が

 『負けるなもう少しだ』

 コレは・・コマクサ!?しかし色が、まさかもぅ・・

コマクサもこの過酷な環境で精いっぱい生きている

不思議な力が登山隊に宿る・・

花の声に支えられフクロウ登山隊はゆく

前だけを見据えて

ただ・・約束の地を目指して・・・一歩ずつ・・・確かに歩みを重ねる

 

 

ついに成し遂げたぜ 木曽駒ケ岳登頂成功!!

三角点にタッチして レリーフにもよじ登って撮影し

お社へお参り 身体はすでに限界だっけど・・

とてつもない達成感と幸福感で包まれていた・・・

来てよかった

例えこのあと・・来た道を戻る下山が待っていたとしても・・

幸せだった

 

 

 

還りの下り、地獄だった 、山頂から山荘へ、そしてまた中岳頂上へ・・

動かぬ足に喝を入れ・・ギリギリでこの地獄の返しをゆく・・

 

 

ギリギリで乗越浄土に戻った時、

龍がまた迎えに来てくれていた そして天へ還っていく

ありがとう、見守っていてくれたんだね

龍が見えるのは・・最高に幸せで幸運な事らしい

無事にここまでこれたことに・・感謝・・

 

そして・・最大の難関、八丁坂の下りである

脚はすでに棒で、ガクガク、踏み外したり、ふらつけば、死が待っている

ロープと岩にしがみつき、本当に一歩一歩下っていく

無様でも、かっこ悪くても良い

ケガなく還る事こそが、本当の山での勝利なんだ・・

ボクは長い時間をかけて・・

ケガなく・・下山を果たした・・

 

千畳敷駅周辺はたいそうな混みようだった、ツアーの方も沢山いたみたい

カフェによる余裕もなく

13:00のロープウェイに乗って帰還

大体の登山時間は5時間ってとこかな 滞在は約6時間

 

命からがら・・バスセンターに戻ってきたけど、

この時すでにボクは高山病にかかってしまっていたらしい

一気に標高が変動するから、身体が付いていかないんだと想う・・

ボクは気を失った・・

 

そして夢を見た・・・

楽しく・・笑いながら・・登山をしている姿だった・・

ああ・・そうだ・・次の山の山行計画を起てなきゃ・・

つぎはどこに・・しようかな・・・




2018年8月1日水曜日

つなげたがりの君達へ







熱いですなぁ・・・勘弁してってくらい熱い・・・
巣箱が燃えてしまうよ・・ってくらいですよ。




えー、最近ですね、都市伝説業界を覗いておりますと


点と点が繋がった・・だの


オレは点を投げかける事しかできない・・だの


ようやくつながった・・・だが・・みんなはこれに気づくことが出来ないだろう・・だの


点と点をかってきままに繋げて、オレは気づいたぜ ごっこをするのが


めっちゃ流行っているみたいですね


正直・・・






みんみー


でございますわ


何がどうつながって、どう帰結していくのか・・・


それを語って頂けませんかねぇ・・


え? 断片的な事しか投げかけられないのは


闇の組織の陰謀で、繋ぎ合わせて ひとつなぎの情報にすると


始末されたりするからなんですかぁ


だからオレはその情報に気づいても 点と点でしか伝えられないんですかぁ


それに気づいてしまった・・っていうんですかぁ・・・・


そうかぁ・・・それはすごいなぁ・・・