2018年4月9日月曜日
刑務所の中で。セーフティネットをそこに求めてはいけない
コガソーシャルファクトリィ・古雅紗那です。
先ほどニュースを見ておりましたら
愛媛県今治市大西町の松山刑務所大井造船作業場から、脱走事件があったと
報道がありました。
この刑務所は、エリート中のエリートが集う、精鋭たちの刑務所であります。
ことさらに大きく取り上げられて、刑務所と言うモノが、悪いモノのように世間の目が
いや、受刑者に対して、より、冷たく、奇異な目で見られてしまう事を懸念しております。
と言いますのも、現在、刑務所に入っている受刑者の中に、知的・精神・発達障がいを抱える
「触法障害者」と言う問題が大きくあるからです。
地域の福祉施設コロニーなどと共に、セーフティネットととしての役割を、今、刑務所が担ってしまっている現状があるのです。
大した情報や、支援もないまま、刑期を終えて出所しても、自分ではどうしていいかわからず
結局はまた何らかの罪を犯して、刑務所に戻る・・・そんな悪循環の中にある現実があるのです
福祉サービスが届かず、犯さずに済む罪を犯して、刑務所に舞い戻る。
そこが居場所になってしまうと言う哀しい現状は、断ち切らねばなりません。
刑務所に入っている人間は怖い、更に知的等の障がいをもっている人間も多い
怖い 何をするかわからない・・・どこか遠くへやってくれ・・・
そんな価値観が助長されねば良いと願っております・・・
様々な事件が、福祉関係、障害のアレコレを分断させようとしているのでは・・
そう言った偏向報道のニオイを感じるところもあるのです。
光と闇・・福祉行政も・・・いろいろ・・ございます故・・
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