2017年11月24日金曜日
乗馬体験中の事故。島根県の知的がい者施設で。
島根県のいわみ福祉会。桑の木園にて、乗馬体験企画の為に来ていたお馬のラブさんが
不意の事故で暴れだし、お祭りに来ていた来園者を巻き込んで逃走してしまった事件について。
この事案は、ものすごく不幸な偶然で、ケガをなされた方には不幸でしたが、お早い回復を切に
願います。
乗馬体験を含むアニマルセラピーは障がい者施設では割と頻繁に行われているメジャー行事でもあります。近くの牧場が主に各市と連携してそういった事業を行っているケースが多いのです。
今回のケースで問題、と言いますか、不幸であったのは不特定多数が訪れる園のお祭りの場で
起こってしまったということでしょう。
本来は乗馬体験だけでメインイベントになるのですから、他の出店も合わせて考えると、相当な力の入れようで愛されている施設であり、地域にも理解が得られている。良い支援を行っている施設であると感じ取れます。
普段おとなしく、多くの方をいやしてきたお馬のラブさんですが、お互い生き物なのです。不意の混乱は致し方ないのです。そして、こういった体験で招く場合は、事前に参加する利用者さんに、
参加に伴う同意書を事前にしたためます。よもやの事があった際の、保険ですね。
堅苦しい事ですが、施設側としても、裁判沙汰になった時を踏まえて用意をしているのです。
しかして、お祭りの場で、身内以外の方も参加する場の事態ともなれば・・・。
今回は不測の事態が起きてしまいました。事故は起こるのもです。
ただ、この事件をきっかけに、イベント等を縮小する流れになってほしくないです。
リスクを怖がるばかりに閉じこもる不誠実な施設が蔓延する中で、こういった取り組みを率先して
やっている方々にやり玉が当たるのは福祉業界、ひいては利用者様のクォリティオブライフに
大きく響いてくると思うのです。
今回は障がい者施設で起きた事件という事で、扱いが微妙になっています。
こういった事件を、福祉業界の衰退を生むような流れになって行かないように願います。
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