コガソーシャルファクトリィ。古雅紗那です。新年早々から、いろんな事や情報が舞い込み過ぎて記事と精神が追いつかない現状ですので、ここはひとつ、新年にふさわしい神の食べ物、香川県のさぬきうどんの本物のうどん店をご紹介します。
素晴らしき四国世界の特集はいつかやってみたかったのですが、今回はおうどんに焦点をあててお話をさせて頂きます。香川に行ったら、ここだけは行きましょう。という現存するお店を紹介します(閉店してしまった名店も多くありますので)
ゼッタイに損はさせません。といいますか、本当は紹介したくありません。
だって、美味しすぎて、どうにかなっちゃいそうなんですもの。
・まずは一件目、朝一に行きましょう。最高のロケーションが君を待つ。「がもう」さんです。古き良き、製麺所スタイルの老舗店です。お勧めは、冷たいかけにおあげのコンビです。
このうどんと、ダシ・あげのコンビネーションは言い尽くせぬ甘美さです。その店構えだけとロケーションだけで、国宝級ですが、このうどんをすすったら・・・・・。
・二件目「たむら」さんです。これまた製麺所で実は日と行く時間によってバラつきがありますが、この麺は、異常です。切れ味が鋭すぎるのです。ダシでも、お醤油でもいいですので、とにかく、ズババババババっと、すすってください。うどんに斬られます。うますぎて昇天することでしょう。
・三件目は、キングオブ・さぬきうどん。「山越」さんです。その店構え、セルフサービスのサービスは最高峰、ロケーションも最高。行くだけで大満足。
かまたま発祥の地で有名ですが、ここで頼むべきは、シンプルな水〆麺。
冷たいかけです。おかみさんに冷たいかけを注文し、お好きな天ぷらだねを取って、庭に出て、ダシや、特性カマ玉醤油等を組み合わせて、すすってください。次元の違いを感じるでしょう。
・四件目は、かまあげの至宝「ながたインかのか」さんです。
今までは、水〆麺の美味しさをお伝えしてきました。実際に、水でしめたシンプルなかけに勝るものはないのですが、ここの釜揚げを食べれば、その考えは吹き飛ぶことでしょう。
特筆すべきは、」もちろん、だし、です。ショウガをいれて、すすってください。その典雅な香りは、貴方を天国へいざなってくれるでしょう。海産物がメインだと思うのですが、どこか、動物性の風味を感じるのです。この味・・・どこかで・・・。
五件目は「うどん本陣、山田家」さんです。まさに国宝級のお店構え。うどんやさんではありますが、大切な人をお招きして、もてなしの場にしてもまったく遜色はありません。
直ぐ近くの八栗寺さんへケーブルで参拝し、素晴らしい眺望と、心躍る楽しさを感じて、お腹をならしていきましょう。お勧めは、ざるぶっかけとおでんです。うどんが届くまでおでんに舌鼓を打ちながら、お店の雰囲気を堪能してください。
六件目は「おか泉」さんです。一般店の最高峰だと思います。全てが美味しいです。
いう事はありません。お店の姿勢、うどんへの情熱。全てがパーフェクトです。
まずは、冷天おろしを注文し、セルフのおでんを取りましょう。つけみそはたっぷりどうぞ、牛筋がお勧めです。先におでんを食べて待ちましょう。おでんや軽食は、うどんが届いたときに、その本数を伝票に記載してくれますのでいくらでも取って待ちましょう。とにかくすべてが美味しい。そして、この冷天おろし。うどんが、とにかく、最後まで、最後の一本まで、エクスタシーを感じることが出来ます。どうぞ、痺れてください。
7件目、キリがなさすぎますので、これでラストです。今はなき、私が神の食べ物と称した彦江さんと双璧を並べる、現存するもう一つの神の食べ物を売る史上最高の食料品店
「須崎食料品店」さんです。
香川の、田舎の、今はもぅ、存在することが奇跡のようなお店。昔は、ご近所に、こういうお店、たくさんあったんですけどね。
横の入り口から、入って、あたたかい、つめたい、たまごを割り入れて、両方食べてください。ですが、お勧めはあたたかい、です。
これは、ひとのたべものではありません。神様が御召し上がる、おうどんです。
どんな高級料理でも、贅の極みを尽くした何十万する料理も、この、あたたかいうどんにダシ醤油と卵をかけてすすりこむ食べ物の足元にも及びません。
さぁ、感謝して、おいしく食べてください。
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