「水増し請求で指定取り消し処分」
長崎市福祉部障害福祉課は9月14日、利用者の利用回数を水増しするなど訓練等給付費の不正請求を繰り返していたとして、市内の「長崎総合福祉センター」が運営する就労支援福祉施設「就労移行支援・就労継続支援B型多機能型事業所ミント」の指定取り消し処分となった。
市障害福祉課などによると、ミント事業所は印刷や手芸品の制作を通じて障がい者の就労支援などをおこなっており、その定員は20人(就労移行支援6人+就労継続支援B型14人)。2013年2月から2016年9月までの3年8ヶ月間にわたり、施設を利用する障がい者の勤務状況について、利用者が来ていないにも関わらず利用があったとするなど1万3,000件を超えるほどの虚偽の申請をし、加算分を含む訓練等給付費約2,660万円を長崎市に不正に請求・受領していた。
その不正給付費の内訳としては、各利用者の住む自治体に請求されていて、長崎市には2,318万6,979円、諌早市に222万円余、時津町に101万円余などとなっている。
不正発覚のキッカケは昨年11月に諫早市からの情報通知にあった。あらためて長崎市が障害者総合支援法に基づく監査を行なった。こうした調べが進むなかで訓練等給付費の不正請求および虚偽の報告などの不正事実が次々と明るみに出ていったとされる。さらに市の監査に対しても「記録がない」などとウソの報告をしていたことも悪質と判断され、今回の厳しい処分につながったもよう。
市では今後、障害者総合支援法第8条第2項の規定で定められた加算額(100分の40)を加えた3,246万1,770円を返還請求していく。運営する長崎総合福祉センター側は「なんとか障がい者の工賃を増やしてあげたいと始め、いつのまにか常態化してしまった」などと不正事実を認めており、返還する意思はしめしているという。
以下、これまでの不正経緯および不正行為内容など詳細は次のとおり。
平成28年11月11日、同事業所において「利用者の利用回数を水増ししている」との情報提供を受け、11月14日に実地検査を行なった結果、サービス利用の実態がない日について訓練等給付費を不正に請求し、受領していたことが確認された。
その後の実地検査において、複数の利用者に対し、平成25年2月から平成28年9月までの3年8ヶ月にわたって不正請求が行なわれていたことが確認された。(延べ1万3,117件[基本報酬3,014件+加算1万103件]:3市1町分)
その他実地検査時の書類提出の求めに対し、管理者がサービス提供記録はない旨の虚偽報告を行なっていたこと、不正請求の内容に合わせた虚偽の記録票を作成していたことも確認された。(記事引用:ケアマネタイムス 様)
コガソーシャルファクトリィ、コガ サナです。
さて、悪意満載の水増し請求事案ですね。よくある手口ですよ。コレ。で、テンプレのような利用者様の工賃アップを理由にした最低最悪の言い訳。これもいつも通りですね。
非常に不本意で、怒り心頭ではありますが、断言致します。通所系ではある種当たり前に起こっている犯罪です。支援サービスを行っていないにも関わらず、支援したかのように記録を付けるなどすることは、当たり前にどこでもやっています。従業員が犯罪と知らずに責任者からの指示で記載したり、最終的に責任者側が偏向して記載したりして帳尻を合わせる手口はやりつくされています。どこもたたけばホコリがたくさん出ます。哀しいですが
業界は腐っています。利用者様の工賃を上げる為だとか、どの口が言うのでしょう。
T福祉会Mの里。次はあなた達です。証拠を隠ぺいしようとしても無駄です。いくら巧妙にしたつもりで得意げに笑っているようですけど。全部筒抜けでザル過ぎます。悪事と気づかずに記載をしている従業員が哀れにも思えます。知らずに犯罪の片棒を担がされているとは・・・まぁ、それを犯罪と気づいている心ある支援員たちがいて、こうして情報があがり発覚していくわけなのですが。哀しいですね。本当に。
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