2017年9月9日土曜日

津久井やまゆり園の惨劇②

植松被告の言ったとされる「障害者には生きている価値が無い、彼らを生かしてやるために莫大な金額が費やされている。社会の害悪であり生きているだけで罪であり、誰かがやらなければならないなら自分が粛清する」

この主張、一般的に見れば「なんとひどい奴だ」「狂っている」「障がいを持った人たちだって頑張って生きているんだ」と多くの人が仰るでしょうし感じる事でしょう。

しかしながら、この主張を冷静に考えたとき、知的障害・精神障害を持った方々、
皆さん一般のこの業界・世界の事をよく知らない方々はどういうイメージを持たれるでしょうか。
時折TV等でやる特集や、先だっての24時間テレビで時たま出演される姿を見てうっすらと「いろいろと頭の不自由なひとなんだろうなぁ」と認識する程度だと想います。口には出さねど、あまり良い印象はお持ちではないのではありませんか。
でもそれはしょうがないのです。興味のある方でも、福祉施設での生活や、利用される方々について情報が少なすぎて、知らないほうが普通なのです。

そこで、この事件で一番衝撃を受けた人々と言うのが

「福祉関係者、福祉に携わる我々の業界人であったのです」

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