2017年9月26日火曜日

中越福祉会Mの里の看取らない支援(哀)


コガソーシャルファクトリィ、のコガ・サナです。

T福祉会Mの里で哀しい事案があった事を聞きましたのでご紹介いたします。

老舗の入居施設においては、もう何十年と、ともすれば子供のころから、いつか迎えに来るからね、といわれて、施設に入ったまま、生涯を終える方もいらっしゃいます。

そんなおり、Mの里のある入居しせつにおいて、ずっと利用されてきた方がお亡くなりになりました。施設で生き施設でその生涯を終えました。近年は福祉の習熟もあり、生きる喜びを得て頂けるような支援を、支援員たちは心を尽くして支援を行っておられました。

様々なケアを受け、その施設は、もう一つの家、と思っていただいて下さっていたのではないでしょうか。

そして、お年を召され、旅立たれました。現場の支援員も、医療に携わってくださる医師たちも懸命に処置をおこなってくれたことでしょう。

そして、葬儀が行われました・・・が。

ご親族は遠方にあり、大きくかかわりはありませんでした。葬儀は簡素に行われました。

施設関係者はお線香等を個人の自由で通夜等に参加できましたが、他の利用者さんは、一切関わることを許さなかったそうです。簡単に亡くなられたことを報告されただけ。

支援にあたった関係者より、長く近くにおられた仲の良い方もいらっしゃったでしょう。

こっそりとドライブと称し、通夜会場の前を通ることだけをされたそうですが、あくまでも偶然ということです。通夜会場にいったとなれば、罰せられてもしょうがないからです。

そしてその利用者さんは、通夜会場から直接火葬場へ直行し、納骨されたそうです。

普通の施設ならば、今まで長く暮らした地域を回り、その施設へ寄ってせめてものお別れなりをして火葬場へ行くものですが、そんなおもいやりはまるでありませんでした。

そのことに、当時の職員が激怒したそうです。そんな非道な事があるか、死んだら支援は終わりなのか、残された方の想いと、その方が生涯を過ごされた場所をせめて回ることすら

許されないのか、声を大にして激怒されたそうです。

なにか制約があったのかもしれません、ですが、火葬場へ送る道すがら、少し心を傾けて下さることに、誰が咎めをするのでしょう。

T福祉会Mの里さん。地域で暮らそうが、施設で暮らそうが、その方の生涯を背負って共に活きる想いなくして、活きた支援などできているのでしょうか。

知的・精神・障がいを持ったからと言って、この最後の看取り方は、福祉に携わる者にとってあまりにも、冷淡で温かさがないです。

あなた達は、人間ですか。死してなお利用者を冒涜するのですか、死者への虐待など

罪には問われなくとも、天は許しますまい。あまりにも哀しい出来事です。


下記に動画をアップ致しました。どうかご覧ください
https://www.youtube.com/watch?v=UnZp85-9nC8&feature=youtu.be

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