同日、厚生労働省で開かれた記者会見に臨んだ男性の母親(48)は、「原因究明を徹底して、今後は同じことが起こらないようにしてほしい」と訴えた。
男性は、国立大学の大学院博士前期課程を修了し、2016年4月に三菱電機に入社した。大学院時代に通信技術について研究していたことから、同社を志望したという。
研修期間終了後の6月には、通信機製作所(兵庫県尼崎市)にある情報技術部ソフトウェア製造技術課(ソ製技)に配属された。与えられた仕事は、プログラミング言語を用いたソフトウェア開発であり、男性には経験のないものだった。
男性が死の直前に残した遺書には、慣れない仕事にも関わらず、上司からなんの助言もないばかりか、人前で激しく詰問されたことなどが書かれている。以下は、11月6日付けの遺書からの引用である。
「私は自殺をします。私は三菱につぶされました」さらに男性は、工数の付け替えもさせられていたという。同社が工数の付け替えによって、長年クライアントに過大請求を行ってきたことは2012年にも問題となった。代理人弁護士の嶋﨑量弁護士は、「違法行為であり、もし本当なら大問題だ」と述べた。
「私は分からないことだらけで、HELPを出しました。しかし、あいつは私の意見を聞き入れず、一瞬画面を見せるぐらいでした」
「彼は(中略)ソ製技全員の前で私をはげしく非難しました」
「そもそも今まで情報をやってこなかった人間にさせる仕事ではないはずです。5年10年やってる先輩上司が非難しかしないことに絶望しました」
こうした職場でのパワハラや工数の付け替え強要が重なり、男性は2016年11月16日午前3時に社員寮で首を吊って亡くなった。遺書には、次のような言葉が並べられていた。
「家族との別れがつらいですが、人格を否定してくる三菱と(ソ製技の先輩社員)と一緒に働き続けるほうがツライので私は死を選びます」
「三菱は私のことを一生忘れない欲しいです」
男性の母親は会見で、
「(男性が帰省した時に)もっと話を聞いていたらこんなことにはならなかったのではないか。なぜ親なのに気が付かなかったのか!助けてあげられなかった悔しさで、自分を責めて、責めて、苦しく、哀しく、辛い毎日です」と心境を語った。三菱電機に対しては、「原因究明を徹底して、今後は同じことが起こらないようにしてほしい」と訴えた。
同社では、研究職の男性が長時間労働とパワハラによって入社1年後の2014年にうつ病を発症し、休職に追い込まれるという事件が発生している。2016年11月には労災に認定された。
嶋﨑弁護士は「同社は社員を大切にしていないのではないか。きちんと向き合わなければまた同じことが繰り返されるのではないか」と懸念を示した。
同社からは、男性が訴えていたような職場でのいやがらせや工数の付け替えはなかったと回答があったという。
胸がスッとするほどすがすがしい、いつもの答弁ですね。
これと似た話を星の数ほど聴き、私の敬愛する先輩も同じ目にあい、逝きました。
さぞや楽しいでしょうね、合法的に人を殺せるんですから、
ねぇ、T福祉会Mの里さん。
どうすれば人が勝手に死んでくれるのか、本とか書いて世間に出してくださいよ
ベストセラー間違いなし。私も買っちゃいます。
いや、もう全部知ってるから買わなくていいや。
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