2017年9月27日水曜日

M県の障害者支援施設において、利用者からの預かり金を着服していた事件が発覚(闇)

皆さんこんにちは、コガソーシャルファクトリィ、古雅紗那です。
今回はまた、次回への前段として、M県の福祉施設おいて起こった事件についてご紹介します。

社会福祉法人E会(T理事長)が運営するM県Y町の障害者支援施設「A」の女性副園長が利用者からの預かり金約500万円を着服していたことが判明した。法人はM県庁で記者会見し、経緯を説明した。
 法人によると、副園長は「A」とグループホーム「ホームK」の銀行口座を管理しており、
架空の支出名目で、利用者の口座から施設の口座に現金を振り替え、
約500万円近くを着服したという。

 副園長が休んだ際、他の職員が帳簿を確認すると、領収証がなかったり、収支が合わない項目が見つかったりしたことから、着服が発覚した。
 帳簿類を精査した結果、使途不明金が約3200万円あることも判明し、法人は副園長を自宅待機処分にした。法人からの連絡を受けた県は緊急監査を実施した。
 法人理事の一人は「利用者や家族をはじめ、多くの関係者に迷惑を掛けてしまい申し訳ない。刑事告発も視野に全額返済を求めていく」と話した。


この手の話は、嫌と言うほどこの福祉業界だけでなく、個人・法人・民間・公人問わず聞かれている。そして、このような事案が発覚するのは、いつも内部からの告発に端を発することが多い、
しかし、その多くは、闇に隠され、出てくる話は、ほんのわずかであるという。

誰しも、身内が犯罪者などとは思いたくもないし、たとえそれを知りえたところで、どうしていいか戸惑う事であろう。

今回のM県の事件は親しい友人に相談したことから、話が前進した。上に訴えれば、何らかの処分が内々に行われてしまうことは、内部告発したものに不利益が起きないように定められていたとしても、必ず何らかの悲劇が待ち受ける。これは多くの社会の先人たちが証明してくれていて
なんどもTV等で報じられるとおりである。

故に氷山の一角でしかなく、真の闇はその内部にこそひそむのである。

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