コガソーシャルファクトリィ、の古雅紗那です。統治する者にとって、配下の者同士が憎みあうように仕向けることは、ものすごくよくあることです。
良い面だけ見れば、切磋琢磨して向上につながる。と都市伝説風に言われていますが、まぁ、しょせん都市伝説です。その実態は、従業員同士を憎み合わせることにより、その環境に対し、上層部に不満を抱かせないようにするための一手段なのです。
本当は、管理者側がそう思っていることを、アイツが言っていたぞ、と言う風に吹聴し、責任を逃れようとするのです。そもそも、君達管理者の責任だろうに。
もちろん、管理者側も言い分を用意します。実際にそういう言質を聞き出すのです。
少しでも隙を見せれば、直ぐにそこに付け込みます。ミスや言動の不一致、アラ等、少しでもあればここぞとばかりに言質を取るのです。実際に失敗したり、トラブルはよくありますが、それに付け込む管理者は最悪ですね。まぁ、上層部のやり口としては常套手段ですが。
更に美味いやり方は、利用者さんの言質を利用することです。
利用者さんは簡単に誘導できますし、あえて厳しい事や、マイナスの事に関して、大仰に言ってしまう「しゅうそ」と言うものが存在します。話を聞いてもらいたい、自分に目を向けてもらいたいというそんな気持ちから、様々な事を仰ることがあるのです。
本来はその想いをくみ取って、支援に繋げるのですが、頭の良い悪魔たちはこれをよく利用します。祭り上げる対象が隙を見せたならば、その関連する利用者さんの言質を取り、怖いと言っていた、ひどい事を言われた、された、と言質を取り、報告するのです。
ここで足の引っ張り合いが発生しますが、質の高い支援員はそんなものに関わらないので、しつの悪い従業員と管理者に良い様にされてしまうのです。
その結果どうなるでしょう。
暴力、ネグレクト、金銭搾取、セクハラ・パワハラ。ありとあらゆる虐待と言う犯罪の温床の出来上がりです。
誰も利用者さんの事を考えない、考えて支援を行えば、都合のよい施設本位の管理生活が崩れてしまうからです。
自分達さえ良ければいい、変えようとする者には、裏で制裁を行う。
どうでしょう、心当たりはありませんか、すべての福祉に関わる皆さま。
今まさに、そういう現状が利用者様を襲っているのです。
憎ませ合わせ、信頼関係を失わせることにより、管理しやすい環境を作り、支援の質を良くしようとする邪魔者も消せる素晴らしいやり口なのです。
さぁ、このやり方を見習い、どんどん楽をしようではありませんか。
この今は亡き架空の施設、中越福祉会に学ぶことは多い。
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