2017年12月21日木曜日

中越福祉会 その行為、改めては如何です。③



お葉書頂戴しました。
「この間、虐待に関するセルフチェックシートと言うものを記載しました。その中で、他人が利用者さんに虐待をしていると思われる行為をみたことがある、的な項目がありまして、実際に虐待にあたるのではないか、という案件や、その様子について記載しました、これでよかったのでしょうか」


「私の勤める園で虐待チェックシートを実施しているのですが、これって意味があるのでしょうか。
下手な事を書いたら、良くない事になりますよね」


一例ではありますが、各施設で行われている、虐待に関する、内部の評価シートについてのご意見が多く寄せられました。
まずはっきり言います。この内容につきましては、実施する意味合いは本質的に皆無です。
事業所として、チェック体制がある、チェックを実施して、対応に努めた。という証拠付けにするために行っているモノだからです。


更に、その内容に関してですが、お便りにも合ったような、告発的な内容は、避けたほうが無難です。自己にそのような、ひやりはっとがあることを申告すれば、いずれ付け込まれますし、他を申告すれば、コイツは、内部告発をする者、として、管理者側に認知されます。
虐待チェックリストは、内部的に、異端者、反乱者、頭の良い者、馬鹿正直な者、何も考えていない者、などを振り分けるために執行されているのが現状です。


最悪なのは、管理者側が、従業員同士に探り合いをさせて、お互いを監視させあい、事が起こった時に、アイツはコイツからこういわれていた、と証拠と告発を行い、管理者側への怒りの矛先を、現場へ向けさせるツール・システムとして利用されるのです。
いわゆる、スケープゴートです。管理者側の都合のよい統治をしていることをごまかすために、
上手く現場どうしを憎ませあうのです。


中越福祉会さん、これは、とてもうまいやり方ですけどね、もう、見透かされていますから。
そんな、福祉への反逆は改めて、本当の意味で虐待を防ぐために行動されては如何でしょうか。


あ、そうでしたね、虐待は必要悪、いいえ、福祉業界の必要善なんでしたっけ。
その行為、改めては如何です。



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